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知財の仕事、まずは「特許調査」からお話します。
新しい製品や機能の開発をする場合、要所要所でこの調査をしていくことになります。
開発を始めるタイミングだったり、世の中にリリースするタイミングだったり、
あるいは特許出願のタイミングだったりします。

では、この「特許調査」、いったい何のためにするのでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
まず誰もが思い浮かぶのが「他社の特許権を侵害しないため」でしょう。
お金と時間をつぎ込んで開発した社内待望の新製品が
他社の権利を侵害していてリリースできない、なんて事態は
企業としては痛すぎます。開発に携わった人達も報われません。

こんな状況にならないように類似権利が無い事を確認する、
もしも見つかった場合は回避策をひねり出すことになります。
対応策は見つけたタイミングと内容によって変わってきますが
権利を侵害しないように開発の方向性を誘導することもあれば、
権利所有者との交渉によってリリースの道を開くこともあります。
場合によっては開発ストップという決断を迫る事もあるかもしれません。

汗水垂らして開発した物を無駄(どころか会社のリスク)にしない
「会社と技術者の守護神」のような存在。これが1つ目の目的。

特許調査の目的はもう1個あります。開発始めの段階で非常に大事なものです。

それは「開発案のブラッシュアップ」です。

特許庁に発明の出願をすると権利になる、ならないは関係なく
出願から18ヶ月後に基本的には全て公開されます。

特許調査をしているとこれらの情報も手に入れる事ができます。
そしてこれらの情報は自由に応用して使う事が可能です。
なにせ独占権を取得しているわけではないですから。

このあたりのことをうまく利用しているのが
韓国、台湾、中国といったアジア系のメーカーです。
日本のメーカーの出願情報を参考に技術レベルを上げてきました。
日本の特許庁が特許検索のアクセス数を調べたら
海外からのアクセスが上位を占めていた、なんて話もあります。

何かずるいと感じる人もいるかも知れませんが、
産業財産権が意図する効果そのものです。制度をうまく利用しているだけです。

これと同じ事を自社の開発チームにしてあげれば良いのです。
開発のスピードを上げ、開発のアイデアを広げ、より良い物を一緒に創り出していく
「技術者を後ろから押してあげるサポーター」のような存在。
これが隠された2つ目の目的です。

実は自分が知財業務に興味を持つ事になったのは
自分が開発者として関わっていたプロジェクトで
今の先輩にあたる知財担当者がこの役割をやってくれたのがきっかけです。

「守護神」と「サポーター」の2つの役割で人助けをする、
特許調査を一言でいうとこんな業務だと自分は思ってます。

それでは、次回は「特許出願」、お楽しみに。

※ 関連ページ

知財の仕事(1) ~特許に関する4業務~
知財の仕事(2) ~特許調査~
知財の仕事(2.1) 特許調査の裏側 ~IPDLは宝の山や~
知財の仕事(3) ~特許出願~
知財の仕事(3.5) ~審査請求~
知財の仕事(4) ~中間処理~
知財の仕事(5) ~権利行使~
知財の仕事(6) ~権利妨害~


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