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先日、初めて侵害調査をやりました。
先願調査は日常的にやっているので問題ないと思っていたのですが、
同じ特許調査と言っても思った以上に違いがあって苦戦しました。

今回はこの2つの調査の視点の違いについて書いてみます。
復習までに、以前このテーマで書いた時は

・先願調査は公開公報
・侵害調査は特許公報

と書きました。
先願調査に登録公報だけ調べるのは不十分で(先行技術の定義の話)
侵害調査に公開公報を調べるのは過剰です。
(将来登録されそうな注目特許を事前に調べておくのはありですが。
 その場合は最終的な権利範囲を想定していくことになります)

ここから本題です。
まず、先願調査と侵害調査の目的は

・先願調査 ⇒ 特許の要件の判断
・侵害調査 ⇒ 特許請求の範囲の判断

で、もう少し踏み込むと

・先願調査 ⇒ 特許の要件の判断   ⇒ 特に「進歩性」の判断
・侵害調査 ⇒ 特許請求の範囲の判断 ⇒ オールエレメントルール

に行き着きます。

「進歩性」とは公知の先行技術を知る当業者が容易に発明できない、というもので
拒絶理由の多くは先行技術Aと先行技術Bを組み合わせることで
今回の発明は容易に想像できる、よって特許性無し、という
いわゆる「組み合わせによる進歩性無し」状態です。
先願調査時には既に先行技術同士をつなげる意識が必要です。
(調査している公開公報だけでなく世の中一般的な技術に対してです)

それに対して、侵害調査における「オールエレメントルール」は
特許請求の範囲の各構成要素を全て含むか、というもので
この場合は「登録特許」をそれぞれ単独で見ていく必要があります。
似たような登録公報を続けて読むことになりますが、
勝手に組み合わせてモヤモヤした曖昧な権利範囲を作ってはいけません。
注目特許を10件読むとしたら「読む→判断→リセット」x10の必要があります。
「読む」x10→判断だと組み合わせの誘惑に勝てません。必ず1件ずつです。

この差を理解できるかがターニングポイントです。
「組み合わせによる特許性無し」はあっても「組み合わせ権利侵害」はありません。

・先願調査 ⇒ 特に「進歩性」の判断  ⇒ 組み合わせる意識
・侵害調査 ⇒ オールエレメントルール ⇒ 1件ずつリセットする意識

これを忘れずに

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