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客観的に確認できる仕様でなければ検収条件にしないこと、
客観的な仕様は以下の3つに分類できる、

・正しい動きを事前に仕様書にして合意を取っている
・数値目標として設定している
・性能測定をする条件を定義している

前回は上2つについて書きました。
今回は3つめの「性能測定をする条件の定義」についてです。
自分が扱ってる工場用の設備を例に進めます。

うちの会社の商品は「工場用設備」ですが、
お客様がお金を払って欲しがっている物は
「設備そのもの」ではなく「設備による生産能力の向上」です。

なので、厳しいお客様であればあるほど、検収条件を
「設備の性能」ではなく「工場の生産能力」に紐づけてきます。
もちろん客観的に評価出来る「数値目標」で。

これが大前提です。
家電とか携帯電話といった消費財も基本は同じで
売上げを決めるのは製品の性能ではなく消費者の満足度です。
(工場用設備の方が数値にしやすいですが)

なので、製品の性能を工場の生産能力に変換する必要があります。
中学の数学で勉強したこんな式を覚えてるでしょうか?

y=ax+b

x:製品の性能
y:工場の生産能力

とします。
で、「a と b」が今回の本題の「測定する条件」です。
xが同じでも「aとb」が違えばyが変わってくるのは分かると思います。

自分が経験した実例を挙げると

製品Aを作る製造ラインならお客さまが要求してる能力が出るのに
製品Bを作る製造ラインではそこまで生産能力が向上できない、とか

日本では大丈夫なのに湿度の高い東南アジアでは性能が出ない、とか

3日連続稼働なら安定するのに3週間連続だと性能にバラツキが出る、とか

こんなところです。
このあたりの条件(aとb)が曖昧なまま、生産能力(y)で
検収条件を付けて要求を満たせない、検収あがらない、
このパターンを自分も、うちの会社も、何度も経験しました。

ここで勘違いしないで欲しいのですが
「厳しい条件をつけるな」と言ってるわけではありません。
それで契約がまとまらないのでは本末転倒ですから。
「測定の条件を定義する必要がある」と意識してください、ということです。

契約時に両者ともにこの意識が無いと必ず水掛け論になります。
片方にしかこの意識が無い場合は交渉をかなり自由にリードできます。
(町工場みたいな小さい工場の担当者さんを説き伏せたこともあります)

全3回お話してきた売買契約書、お金を回収してナンボです。
1度「検収条件」という観点で見直してみるのもおもしろいかと思います。


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