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前回の続き。
前回の締めはこんな言葉でした。

>関係各位とどこまでリスクを負えるか線引きをしていくところに面白さがある。

関係各位との協力に当たって大事な考え方が
「リーガルジャッジ」と「ビジネスジャッジ」の切り分けです。
(これもご飯ご一緒した方の受け売りですが…)

法務が下したリーガルジャッジが白とは言えない状況として
OOOの場合にOOOのリスクがあります、という説明までしたら
あとは上の立場の人間がそのリスクを負ってでも前に進むかどうか決める、
それがビジネスジャッジの本質かと思います。
リスクの洗い出しがリーガルジャッジ、リスクを負うかどうかがビジネスジャッジですね。

これは法務に限ったことではなく、会社組織というものはそういうものです。
開発業務だっていつまでにどんな製品がいくらで出来るのかという
エンジニアジャッジがあり、開発を進めるかどうかのビジネスジャッジがある。

もっと言ってしまえば経営者をはじめとした上の立場の人が
法務担当や開発担当といった各担当者をどう評価しているか、
(各担当者の判断にどれくらいの信憑性があると思っているのか)まで含めて
判断を下した結果がビジネスジャッジになります。

自分も開発者だった時にこんな経験があります。
上司に「こんな機能作れる?」と聞かれて「1週間あれば作れます」と答えたところ
その上司は他の部署向けには「2週間後に出来る」と答えていました。
出来る出来ないの判断は信頼されていましたが、
工数見積もりの判断までは信頼されてなかったということです。

その当時は、何なんだよ、と思ったり怒ったりしましたが
今思えば会社という組織においてこの考え方はごく当たり前のことで
下の人間の判断結果が上の人間の判断材料になることの繰り返しにより
会社全体の判断というものが行われているということなのです。

上の例で言えば「2週間後に出来る」と聞いた営業さんが
お客さんに対して「2週間後」と答えるか「4週間後」と答えるか、
これは「2週間後」と答えた人間がどれだけ信頼されているかによるわけです。

リーガルジャッジとビジネスジャッジの違いを明確にして、
自分のリーガルジャッジの精度を上げることに専念し、
(社内での信頼感を上げることにつながります)
社内の他の人間のビジネスジャッジの癖を把握する。

そして、相談を受けた場合には
相談者がするであろうビジネスジャッジを予想して、
その場合のリスクを徹底的に洗い出し、
リスクを少しでも減らす方法を徹底的に考え抜く。
法務担当がすべきなのはここまでであって、
ビジネスジャッジまで口出しすべきではないと思ってます。
(明らかにやばい場合は別ですが)

開発時代の話に戻すと、自分は1週間で出来ると思っていて、
上司は自分の見積もりの2倍で他の部署に上げる癖があるので
じゃあ上司には1週間ではなく3日と言っておく。
これは結果的に上司に不要なリスクを背負わせるただの自分勝手です。

自分に任された責任範囲の中で全力を尽くす、
どんな業務であっても会社という組織にいる以上はこうあるべきです。


いつのまにやら長文になってしまいましたが
リーガルジャッジとビジネスジャッジの違い、
分かっていただけましたでしょうか?

今回はこれで失礼します。

※まぐまぐバックナンバー
【知財担当、法務を語る】第14回 リーガルジャッジとビジネスジャッジ

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