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北京オリンピック始まりましたね~
さっそく谷亮子選手が銅メダルを取ったみたいです。

今回は、北京オリンピックにまつわる内容として
大会前に話題にあったスピード社の水着「レーザーレーサー」を
ネタにして特許とか契約について考えてみます。
特許、つまり技術的な面で言うと

水着の素材(軽量、抵抗少ない)については「特許出願中」とHPに書いてあります。
超音波接着することで縫い目が無い、とか
その他の話は出願してるのかHPには書いてありません。
まあ、出願はしてるとは思いますがどこまで権利取得出来るかは現時点では不明です。

次に契約、ビジネスの面で言うと
大会前に話題になった通り日本の選手は本来は日本水泳連盟と水着提供している
ミズノ・アシックス・デサントの国内3社の水着しか着れないことになってました。
しかし、あまりにスピード社の水着で良い記録が連発されるので
国内3社以外の水着を着ることを認めることにしました。

国内3社は2017年まで水着独占契約を結んでおり、
この処置は北京オリンピック限定のもので
次回以降のオリンピックはまた国内3社の中から選手が選択する形です。
(ちなみに他の競技ではユニフォームは別として
 パフォーマンスに関わる用具に関してはこんな縛りはなく
 選手の選択に任されていることがほとんどのようです。)

しかし、あまりに性能差があればまた同じ議論になると思います。
なにせ前例を作ってしまいましたから。(もちろん今回の結果次第と思いますが)

とは言え、前回のオリンピックで話題をさらった鮫肌水着は
完璧にレーザーレーサーに追いやられています。
そういう点で、このレーザーレーサーもいつまで天下が続くか分かりません。

山本化学工業という日本企業が既にスピード社に負けない素材がある、と豪語しています。
今回のオリンピックには残念ながら間に合いませんでしたが
日本の水着メーカーも威信をかけて水着開発に力を入れることでしょう。
(前述の鮫肌水着はミズノが東レと開発したものですから)

今後の流れはこの3つのどれかと思われます。

1.特許の権利範囲外の技術でスピード社を上回る水着を作る
2.技術的には可能だが特許の権利範囲にひっかかるので
  クロスライセンスなどで権利範囲を契約処理して自社開発
3.自社では技術的に追いつけないので使用権・販売権などで契約処理

自社で技術もブランドも持っておきたいという経営戦略もあり、
とは言え契約となると競合との早い者勝ちになる可能性もあり、
でもスピード社がどこまで権利を独占出来るかを見届けたいというのもあり、

この件、水着業界各社でなかなか面白い駆け引きになるのではないでしょうか。


ちなみにミズノは2007年までスピード社と提携関係にありました。
アテネではミズノと東レが作った鮫肌水着を使ってスピード社が水着を作り
日本選手はミズノブランドとして使用する、という状態だったようです。

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