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最近ご無沙汰の元上司からこんな質問を受けました。

新しく開発した技術を展示会に出したいんだけど
展示会までにはA国の出願しか無理なんだよね。
展示会の後でA国以外で特許取れるの?

ビジネスの世界ではよくありそうな話です。
こんな場合、いったいどうなるのでしょうか?
基本的には展示会で発表された時点でその技術は公知なものとなります。
例えば展示会終了後に出願をするとして展示会のカタログが
出願技術の新規性を損なう拒絶の材料になります。
(展示会での発表よりも前に公知扱いされる可能性はあります。
 展示会前の予稿集発行日・HP開設日などは確認しておいた方が良いでしょう)

しかし、これはまだどこにも出願をしていない場合です。

今回の状況であればA国での出願が展示会前に行われているので
しかるべき処理をすればB国で展示会終了後に出願したとしても
A国での出願日をB国での出願日扱いとすることが出来ます。

それが、外国出願処理。
今は「パリルート」「PCTルート」という2つの方法があります。
もともとあったのがパリルート、
外国出願しやすくするために新しく出来たのがPCTルートです。
どちらも最初の出願、上の例で言えばA国での出願から
一定期間以内にこれらの申請手続きをすれば外国出願になります。

この2つの違い、簡単に言うと

パリ「早い」「安い」「まずい」
PCT 「遅い」「高い」「うまい」

です。

パリルートは海外での出願の準備(翻訳、出願国の選定)をする猶予を
A国出願から12ヶ月だけあげますよ、という方法です。
それに対してPCTルートは世界各国で出願した場合に権利取得出来そうか
調べてあげるのでそれから出願したら良いですよ、という方法です。
調査の期間が入るのでA国出願後30ヶ月有効です。

PCTルートの場合は世界各国の資料を元に調査が入るので
その結果明らかに公知だったり進歩性が無い内容だった場合は
各国出願前に出願人が見切りをつけることによって
各国の特許庁にとっても無駄な審査が減りますし、
出願人としても翻訳料含めた無駄なお金と時間が減ります。
(調査の分、パリルートより出願費用は高くなります。
また調査期間の分、基本的に権利化までの時間は長くなります)

世の中の流れとしてはPCTルートが主流になっているようです。

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